まだこの本を読んでいる途中だけど、心が動かされたので思ったことを書いてみる。
自分は2021年の大晦日に「なんか発信するの楽しそうだし、広告収入?で稼げるかもしれないしやってみよ!」とブログを始めたが、段々とブログを書くことがめんどうになってきて今では月1更新、良くて月2,3更新くらい。
「書くネタも無いし、1回書くのに時間もかかるしめんどいなぁ」と敬遠していたけど、どこかでブログを書きたいという気持ちもあった。
「有名ブロガーさんみたいに閲覧数も伸びまくりで、読者の反応もたくさん!」みたいな感じだったらなぁとかなり夢を見ていた。
そんな中この本に出会って文章に対する考え方が変わった。情報商材を買わせるめちゃくちゃ胡散臭いブログみたいになって笑える。
「いしかわゆき」さんが書かれているこの本は、だいぶ文章を書くという行動についてハードルを下げてくれる。
とりあえず自分の気持ちを書いてみよう!とか自分が思ったことをそのまま書いてみる!というのが「いしかわゆき」さんの考えで、どこかで丁寧で綺麗な文章を書かないといけないと思っていた自分にとってかなり衝撃だった。
その中でも『「うわぁ~」って思ったら「うわぁ~」って書く』という内容があって、「えぇ、そんなんでいいの?」って思ったけど、確かにそのくらい純粋に自分の感情を書いたほうが伝わりやすい気がする。
実際に、変に修飾された論文みたいな文章だととっつきづらいけど、アホみたいな文章なら「なにこれ?読んでみよ!」ってなりやすいかも。
日本では思っていることをはっきりと言葉にしないほうがいいみたいな習慣があるけど、実際に大人になって働いてみると全然違くて、ちゃんと思っていることは伝えないと仕事に影響が出たり、人間関係にも影響が出たりする。
そうやって育てられたからこそ、自分の気持ちを表現するのが苦手な人が増え、だからこそこうやって自分の気持ちを文章にして吐き出して、自分の気持ちを表現する練習が大事だと感じる。
そして自分の気持ちをどこかに吐き出した後は、恥ずかしいかもしれないけどその文章を見返してまだモヤモヤすることがあったら、さらに自分の気持ちを追記していくともっとスッキリする。
それを繰り返していくことで、自分の本当の気持ちに気づけるんじゃないかと思った。
そんなこんなで、まず書くということのハードルを下げるのが大事で、自分の気持ちをそのまま修飾せず書いてみようと思う。
かなり自分自身に蓋をしてブログを書いていた気がするから、読んでくれた人からするとあまり響くことのない内容になっていたのではないかと思う。
実際、自分自身の言葉で思ったことをそのままレビューしているYouTuberやブロガーの方々の言葉は、すごく響くしすごく参考になるなぁと感じる。
まだ3割ほどしか読んでないけどついブログを書きたくなってしまった、それだけ心に響いた本でした。